人間の壁
福岡市総合図書館へ行った際、ぶらりとビデオライブラリーコーナーに立ち寄る。昔のビデオを並べてあり、なんとなくみていたら、学生時代によく読んだ石川達三の原作で映画になった「人間の壁」(ビデオ)があった。主演は香川京子。キャストは現在ではもう亡くなった方もいるが映画界の重鎮で若いころの宇野重吉・宇津井健ら。昭和34年作。
何か惹かれるように借りる。夜、鑑賞しながら、感動し何回も涙をふく。
泣いた場面ではないが、ある先生が子供達に「将来、どんな人になりたいか?」と聞くところがあった。子供達は思い思い話していたが、ある子が、「お金持ちになって贅沢をしたい。」と言った。それで大笑いになるのだが、先生が次のような質問をした。「ここに100万円あったら何に使うか?」「例えば、贅沢をして、欲しいものは買ったりして、2〜3か月は遊べるよね。そのように贅沢をするか、病気で困っている人がいて、100人の人が救われるとするよね。どっちに使うか。」子供達は思わず考え込んでしまった。
興味のある方は、この映画・本の詳しい内容を下記のHPで見れます。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~BIJIN-8/fsyohyo/kabe_nin.html
花シリーズ(鹿児島市編) 黄色が眩しかった。