こころのチキンスープ①

 「こころのチキンスープ」という本をお存じだろうか?実は私はこの本の存在は知っていたが読んだのは今回が初めて。師匠のひとりのジェームス・スキナー氏のメガ・イベント(8日間セミナー)にこの本の編著者(マーク・V・ハンセン)が来ていると聞いたので気になり、数冊の本を読んでみた。たくさんいい話はあるが、その中でいくつかこれから数日にこのブログで紹介したい。本当は私が忘却しないために・・。(^−^)

「秘密のハーブ」  長い文章になるので中身はだいぶ割愛・一部変更する。

 「ベンはキッチンを通るたびに、どうしても気になるものがあった。調味料棚に置かれた、小さな金属製の容器である。
 妻のマーサは、絶対さわらないでね」と口うるさく言っていたので尚更である。彼女が言うには、母から譲り受けた「秘密のハーブ」はもう二度と手に入らないから、誰かがさわったり、中を見ようとしたときに貴重な中身をこぼされたら困ると。
 ペンの知る限り、どんな料理を作る時も、マーサはその秘密のハーブを振りかけた。調味料の中身がなんであれ、その効き目は確かなものだった。彼女の出す料理は誰ものが認めるうまさだった。だからこそ、その中身が日増しにのぞいてみたいと思うようになった。
 そんなある日、マーサの具合が悪くなり、1日だけ入院することになった。マーサが毎日料理を作ってくれていたので、入院した日はベンが自分の食事をつくらないといけなくなった。彼女がいないので誘惑にかられて、ついにこらえらなくなり、絶対見てはいけないといわれた例の容器を手に取った。中身をこぼさないようにおそるおそる・・・。注意深くふたを開けた。そして目を見開いた。なんと中は空っぽで、小さく折りたたんだ紙切れがそこに張りつていただけだった。彼はその紙を容器からつまみ出して、広げて見た。短い走り書きは、マーサの母親の筆跡で、そこにはこう書かれていた。
 「マーサ あなたが作るすべてのお料理に愛をふりかけなさい」 
 ベンは、こみあげてくるものをぐっと飲み込んだ。彼には、今なぜマーサの料理がおいしいのか、その理由がこれですっかり納得できたのである。


 どうですか、この話。私はこの気持ちは大事だなと思い、記録と記憶に残すことにしました(^−^)

 倉敷は3回目の訪問地。美観地区は不思議な感覚になる魅力的な場所です。

 倉敷・美観地区①
 

 倉敷・美観地区②
 

 倉敷・美観地区③
 

 倉敷・美観地区④
 

 倉敷・美観地区⑤