フランク・ベドガー①

 9日(木曜日)から、4回シリーズで、フランク・ベドガーの「私はどうして販売外交で成功したか」(ダイヤモンド社)の早朝勉強会をスタートした。この本は、1964年発売なので、44年前に日本デビューしている。
 多くの保険外交の方や営業の方々に多大な影響を与えた本である。ランチェスター経営の竹田陽一先生は、若い時代に本がボロボロになるまで読んで、毎年買い替えたほどで、自分で聞くために本を録音依頼して、そのテープを聞いていたという。
 私もフルコミッションの時代にこの本にはたいへんお世話になった。感謝である。後日、この本のポイントは記す予定ではあるが今回、ひとつだけ書くことにする。
 この本の前半に、フランクが「六時クラブ」の入会(読書と研究に時間を充てる)と自分を整理する日を勧めている。特に朝の段取りが悪い方にこれはお薦めである。
 だいたい成功する方々は朝が早い。田中真澄先生は最低AM6:30までに起きる人を早起きと言っている。昼間の仕事中心の経営者はこの時間では遅いと思う。この本で言い切っている文章がある。

 ・「朝寝坊で長生きする人は割合に少ないし、またそれで成功した者はほとんどいない」
 ・「スケジュールをしっかり立て、自分の時間を厳しく監督せよ」。


 放浪記
 作家 林芙美子の自叙伝的な小説の映画版(昭和37年頃の映画・主役:高峰秀子)DVDを見る。この小説の存在は知っていたが読んだことはない。先般、広島・尾道に行った際、商店街近くに彼女の銅像があったので、その本のことを思いだした。林は、尾道で女学校時代を過ごしたらしい。放浪と貧乏生活が長い。本好きな林は詩を書き、途中から、今までの体験を書く。それが放浪記である。出世作

 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20783/story.html


  花シリーズ(原鶴温泉近くにて)