オグ・マンディーノの教え 第二巻 愛②
わたしは今日という日を、心に愛をもって迎えよう
敵もほめれば友となる③ 他人の美点を見つける
地球上のすべての人類がすべて同じようだったら、この世界はどんなに退屈だろうか。多様性は人生のスパイスだ。さまざまな人がいて、さまざまな経験があるからこそ、人生は面白い。いろんな人がいることを感謝すべきだ。他人の美点が見えるようになると、自分と違うからと言って人を排除したりしなくなる。人の個性を受け入れる習慣がつくと、人類全体への愛も大きくなっていく。
敵もほめれば友となる④ 愛情を示せば受け入れられる
他人の行動をコントロールすることができないが、他人の行動に対する自分の行動をコントロールすることができる。愛の感情をもつことで、相手の敵対的な行動にも動じないようになれば、正しい対応をして、よい結果を生み出すことができるだろう。
敵もほめれば友となる⑤ 自分に自信をもつ
営業は人間中心の仕事だから、営業マンは得てして健全な自己愛を育むことを怠りがちだ。確かに顧客第一に考えるのは大事なことだが、自分のことを後回しにする必要はない。自分に対してある程度の愛がなければ、他人を心から愛することはできない。ほどよく自分を大切にすれば、顧客にもよりよく奉仕できるようになる。何と言っても、自分自身が最も重要な営業ツールなのだから、栄養のある食べ物や有益な情報をほどよく取り入れて、体と心を養うべきである。
真に偉大な営業マンが抱く愛は本質的に無私無欲の愛でなければならない。忍び足で獲物をだまし討ちするようなライオンのような愛を、あなたの顧客に注いではいけない。むしろ、子の欲しがるものを与える母親のような愛を注ぐべきである。
コスモス(原鶴温泉近くにて)