トップ・オブ・ザ・セールス
天神にあるブック・オフに立ち寄りましたら、しばらくぶりに、ある人の本で出会った。それは、「トップ・オブ・ザ・セールス」という柴田和子氏が関係している本。
10数年前にその人の存在とその人の実績に驚いたことを今でも覚えている。泉ピン子か藤山直美似である。この人物は、1978年から、生保セールス日本一を更新中で、記録は29年間破られていないという。今年も更新するだろうと思われる。自己新記録は、1997年の444億円595万円(純基準成績)。「ギネスブック」にも認定されている。
1992年に柴田氏が出した「正々堂々のセールス」(本)を面白く読んだ記憶がある。今回の本は、1996年出版なので、12年前の本ではあるが、営業をする方には大変ためになると思う。生保業界の9名(柴田氏も含めて)がトップ営業マンとしての実体験を述べている。
生保を含め、営業は大変な仕事であるが、将来、起業を起こす人には必要不可欠な分野である。これをやりとおせる人は、成功を手にしたのも同然だと思う。
この本の中に書いてあった「トップになる人は共通項」は下記のとおりである。
①数字にある程度、強い。
②会話が豊富。
③よく物事を覚えている。
④相手の気持ちをいち早く読み取る。
⑤新しいことを考えつく独創性がある。
⑥ポジティブ・シンキング(積極思考)である。
⑦挫折しながらも頑張る。
⑧感性が鋭い。
⑨相手の立場になれる。
営業の方は、「P.24〜P.27の説得力と話法」を読んで頂きたい。この話法は参考になると思う。
花シリーズ(佐世保編)