100回負けてもあきらめない
行ったことはないが、エイブラハム・リンカーンの立派な肖像画がホワイトハウスの大統領室にあるらしい。
歴代のアメリカ大統領の多くが彼を尊敬していると言われている。その中でもセオドア・ルーズベルト大統領は次のような告白している。
「結論を出すべき問題があるとき、複雑で始末をつけにくいことや、対立した権利や利害関係のからまった問題があるとき、私はよくリンカーンの肖像画を見上げて、彼を現在の自分の立場に置き、同じような立場に立ったらリンカーンはどうしたろうと考えてみたものです。妙に聞こえるかもしれませんが、正直かけ値なしに、そのおかげで問題の解決が容易になるように感じられました。」と。
「昔、リンカーンは、上院の議席を争ってスチーブン・ダグラスに打ち負けされた後で、自分の味方に、<一度はおろか、100回負けてもあきらめない>ように説き聞かせました。」