どのように問うか

 面白い会話がありました。あなたは、どのように受け止めますか?(^−^)

 ある日、荘子は、友人と川の土手の上を歩いていた。
「魚たちが楽しそうに水の中で泳いでいるじゃないか。なんてすばらしいんだ!」
 荘子が感動して叫んだ。
 すると友が尋ねた。「君は魚でもないのに、どうして魚たちが楽しいといいきれるんだい?」
 「君は私じゃないだろう?」荘子は切り返した。
 「それなのに、どうして私に魚が楽しんでいることがわかないといいきれるんだい?」                                                岡倉天心茶の本」より

 問わなければ答えはわからない。知っていると確信していたら、尋ねない。すべからく問いがあって答えが生まれる。どのように問うかを注意深く考えよう。


 ※たまたまNHKを見ていたら、大関「日馬(はるま)富士」が出演していた。彼は昨日の大相撲夏場所で優勝している。
 彼の母が日馬富士にビデオレターで、語っていた次の言葉には驚いた。
 「優勝、おめでとう!偉大な父の息子よ。今後もがんばれ!」
 この母は、自分の夫であり、日馬富士の父を常日頃から尊敬していたからこそ、この言葉が出たんだろう。(後から調べたら、亡くなられていて、若い時は、モンゴル相撲で日本の大相撲でいうところの関脇の地位まで登った人物・尊敬されているだけに私生活も人間的にもよかったのだろう)  
 日馬富士自身も両親を大いに尊敬していて、母の笑顔を見るのが大好きだと言っていた。笑顔を見たいばっかりに頑張っているとも言っていた。
 日本の家庭で、子供や伴侶から面と向かって、尊敬していると言われる人はどのくらいいるのだろう。

大関日馬富士のブログが簡潔だが面白い。  
 http://blog.goo.ne.jp/harumafuji/

 ※今日の夜、5月度のビジネス書読書会
 教材:「ハイコンセプト〜新しいことを考え出す人の時代」(ダニエル・ピンク著)
    

 富を約束するという6つの感性を日頃、具体的に習慣化するために、各章の最後にある推薦本の知恵の習得が必要と思った。
 この本で示されている内容を話しながら、ダニエル・ピンクの鋭い視点・観察力・視野の広さに感服する。
 この本をいろんな人に紹介していて、読んだ人から、感謝の声が上がるのが嬉しい。
 私がこんなに勧めているのに読まない人がいるのだが、これはジム・ローンが言うように人生の謎だ。   (^−^)

 ※今日の歩数 12,498歩(寝る前に記入する)

 地下鉄藤崎駅近くのレストランTe+Teにて