100万ドルの法則④

4日目の学び
第4の法則 好きなことを仕事にする

 一代で財を築いた人は、心から楽しめて、生れながらの才能が備わっていて、それだけに全身全霊を傾かることのできる分野を若いうちに見出している。あまりにもたくさんの職業や仕事の選択肢があるなかで心から好きなことを見つけることはたいへんだろうが、それを見つけ、それに全力を尽くすことができるのはあなたしかいない。

 心から打ち込むことができるものを見つけよう。

 「もし明日、非課税の1億円が手に入ったら、いま行っていることを続かるだろうか?」  

 この100万ドルの法則は、あくまでも一代で財を成した人に焦点を合わしている。サラリーマン・2代目以降の方はまた違う選択肢があるだろう。とにかく、今就いている仕事に価値を見出して、好きになることだ。仕事が好きなら、していることをもっとうまくこなそうという気持ちが湧いくる。


 しかし、今の仕事が一生の仕事と思わなければ、私のように脱サラすることになるだろう。これはそれぞれの置かれた立場で変わるので、脱サラを他の人に勧めるものではない。人生は自分で決めるもので、自己責任で判断するものである。何か事をなそうとする時、準備と覚悟が必要で、慌てるとロクなことはない。
 私は、大学卒業後10年間、専売制という特殊な形態でのルートセールスをしていた時は、楽しく仕事をやってはいました。しかし、自分の人生を賭けてまでしたいとは思ってはいなかった。必ず転勤と定年があり、思い通りの人生ではなく、又、一生の仕事ではないという気持ちがあった。楽しんでいて、別に辞める必要もなかったが、自分の人生を考えたら、ここで辞めないと一生後悔することになると思い、どんな人生が待ち受けているかわからなかったが10年で、サラリーマン生活にピリオドを打ちました。その後、縁があり、いくつかの仕事をしてみました。やってわかったことは、一所懸命に仕事をすれば、メシは食えるということですね。(^−^)

 人生において、大切な時間の大半は仕事をする時間になるので、好きなことを仕事にしたい。


 先日、「7つの習慣」の関連で、「ビジネスを成功に導くビジョン構築力」(DVD・テキスト)を研究しましたが、仕事を再度、見直したい方にはお薦めです。

 その中に、自分の仕事の目的は、「ニーズ→自分は何を期待されていて、どのような満足を与えることができるのか」「才能→一番、得意なことは何か?」「情熱→自分が最もやりたいことは何か?」「良心→自分の精神的な満足感、本当にすべきことなのかどうか」の4つが重なったところだとあります。内容的には日頃、考えていないとなかなか難しい問いかけもありますが時間をかける価値はあります。