ジム・ローン②

 ジム・ローンの本で、「人生の四季」(日本では、逆境は天からの贈り物)を読んでみた。「私が40年かけて人々を観察し、たどりついた結論です」という内容の本である。いい本なので、一部、内容を紹介する。
 有益な書物を読む人を鼻で笑う人がいます。しかし、本を読まない人間は字が読めないのと同じで、無知から抜け出すことはできません。
 よりよい仕事を探している人に、水を差すようなことを言う人がいます。けれども、人の真の幸せは、自分に合った天職を見つけられるかどうかにかかっているのです。
 大きな目標を持っている人に眉をひそめる人がいます。しかし、目標がなければ何事も成すことができず、現状は変わりません。
 うまくいっている人のことを影で悪く言う人がいます。しかしながら、うまくいくことを否定していては、がんばろうという気持ちは湧いてきません。
 よりよい人生を目指して自分から離れていく人を、泣いて引き止めようとする人がいます。けれども、ときには心を鬼にしてでも、自分の可能性を閉ざしてしまうような人と距離を置かねばならないこともあるのです。
 豊かになった人に憎しみを抱く人がいます。しかし、豊かさを否定した生活を送る人は、喜びや愛を感じることはできません。


 人生の質を上げようとすると日頃の習慣が邪魔したり、身内から友人から柄にもないと言われる可能性はありますね。個人のことでも会社経営でも言えますが上がるか下がるの二つしか選択の余地はないですね。よく現状維持という言い方をする人がいますが結果的に見れば下がることになりますから。これからも日々新たにして一歩前進。(^−^)

 白いコスモス(鹿児島・湧水町