オグ・マンディーノの教え 第五巻 時間管理②

わたしは今日という日を、あたかも人生最後の日のように生きよう

 これが最後のチャンスだと思え ③無意味な会合に出るのはやめる
 1日の仕事のしかたを細かく吟味し、大切な資源である時間をムダにしようとする「害虫」を見つけ出そう。たとえば、「無意味な会合」「ムダな長電話」「整理整頓の欠如」などという害虫だ。いずれにせよ、害虫を見つけたらすぐに対抗処置を講じること。そうすれば、あなたの人生にかけがえのない時間がプラスされる。

 これが最後のチャンスだと思え ④今日が最後のチャンスだと思う
 人生のおいて確実でありながら最も嫌われている保証とは、人生には終わりがあるということだ。ときに、この現実を無理やり直面させられる。親戚が死んだとき、自らが死に直面するときなどは、人生のはかなさを痛いほど思い知らされる。そんなことがあると、時間の使い方にも慎重になる。人生に終わりがあるということが、逆に一瞬一瞬を大事に生きようという気持ちにさせるのだ。

 これが最後のチャンスだと思え ⑤今日の行動計画を明確に立てる
 時間をムダにしてしまう最大の原因のひとつとは、その日にやるべきことをきちんと把握していないことにある。人生のあらゆる側面において、自分の目標を達成するには何をすべきかを、主体的に選び出し、実行していこう。

 ※この五巻は、時間を内面的な視点から見る方法を教えている。一瞬一瞬を最大限に楽しめるような、時間に対する正しい心のあり方を教えている。他の巻もそうだが、ただ読むのでなく、心静かに自分と対話するつもりで読んで頂きたい。何を言わんとしているのか、気づいて欲しい。


 花シリーズ(佐世保編)