バフェットの教訓②

 バフェットの本を読んでいると不思議と今の混迷がチャンスであると思えてくる。彼が史上最強の投資家である事実はそれを物語っている。彼が発する言葉は噛みしめる価値がある。
○ウォーレンは共同経営者の娘から、大学で何を専攻すべきかと相談されたとき、「会計だよ。会計はビジネスの言語だから」と答えた。企業の財務諸表を読むには、表中の数字を理解する必要があり、表中の数字を理解するには、会計学を習得する必要がある。
○投資先の選び方を学ぶことが大切なように、勤務先の選び方を学ぶことも大切である。
○成長に大量の資本を必要とするビジネスは、あなたを金持ちにはしてくれないだろう。そして、成長に大量の資本を必要としないビジネスは、あなたを貧乏のまま捨て置きはしないだろう。
○偉人の足跡をたどれば成功の確率は高くなる。問題は、正しい偉人を選べるかどうかだ。
○人は経験から学ぼうとするが、他人の経験から学べるならそれに越したことはない。
○ビジネスと投資の世界では、高級住宅街にたどり着く人よりも、貧民街に行きつく人の方がはるかに多い。だからこそ、何をすべきかだけでなく、何をすべきでないかも学ぶ必要がある。

※昨日、「となりの億万長者」早朝勉強会(3回シリーズ)を終了。本当に人生を考えている人には、学んで欲しい一冊である。副読本「バビロンの大富豪」も同じく。

 ウォーレン・バフェット