バフェットの教訓③

 知恵がある人は、思いがけないことが起こった時に、その対処の仕方が早くわかるようだ。本当のところは問題が起きる前にリスクの有無を察知している。
○誰かを雇おうとするときには、誠実さ、知力、実行力という三つの資質に注目するとよい。中でもいちばん重要なのは、誠実さである。なぜなら、不誠実な従業員を雇った場合、知力と実行力はあなたを窮地に陥れるからだ。
○ウォーレンは、自分の仕事を愛する人物しか雇わない。
○自分の仕事に情熱を持っている人々は、やがてその道の第一人者となっていく。なぜなら、彼らは金という結果よりも過程を愛するからだ。おもしろいのは、えてして情熱のあとから金がついてくるという点だ。仕事に情熱を持つ最大の利点は、仕事が娯楽になってくれることだ。
ウォール街は顧客の金をあちこち移動させることで儲かる仕組みになっている。
○株式ブローカーが株のプロを自任するなら、自分の金で勝手に儲ければよさそうなものだが、不思議なことに、この疑問を口にする顧客は誰もいない。彼らは投資が利殖につながらないと知っているのでは?また、顧客に次々に投資先を乗り換えさせて、手数料収入で儲けるつもりでは?ないのか?

※結構、一般の人がおざなりにしていることをバフェットは的確に指摘している。

 ウォーレン・バフェット