偶然を奇跡に変える人生のルール⑥

ルール6.「今日の不幸」に、「明日の幸福」のじゃまをさせない

 一日一日が神からの特別な贈り物です。 人生はつねに公平というわけはないかもしれない。けれど、醜い自己憐憫のマントをまとっていると絶対に勝てないし、泣き言を言ってばかりいては成功のチャンスを確実に追い払ってしまいます。ですから、前向きでいきましょう。必ず明日はよくなります。 (^−^)

不平を言いたくなり、自分が惨めだと感じたら、この詩を読みましょう。そして、生かされていることに感謝しましょう。


 神様、不平を言う私をお許し下さい。

 今日、バスで金髪のきれいな少女に出会いました。私はうらやましかったー少女はとても明るく見えました。そして、「私も金髪で色白だったらいいのに」と思いました。バスから降りようとして、少女がつと席を立ちました。見れば、足を引きずりながら通路を歩いています。片方の足がなく、松葉杖を一本ついています。それなのに、少女は通り過ぎるときーあの笑顔! ああ、神様、不平を言う私をお許し下さい。私には二本の足がそろっています。世界は私のものです。

 私は店によってお菓子を買いました。応対したのは感じのいい青年でした。彼とおしゃべりしましたが、とてもうれしそうなので、もし遅刻することになってもかまわないと思いました。店を出るとき、青年が言いました。「親切にしてくだって、ありがとうございます。あなたのような方とお話ができてよかったです。ほら、ぼくは目が見えないです」 ああ、神様、不平を言う私をお許し下さい。私には両目がそろっています。世界は私のものです。

 私はそのあと街を歩いていると、青い目の子供に出会いました。少年は他の子供たちが遊んでいるのを、ポッンと立って見ています。どうしたらいいのか、わからないのです。私は立ち止まって声をかけました。「坊や、どうして一緒に遊ばないの?」少年は黙って前方を見ています。そこで耳が聞こえないことがわかりました。 ああ、神様、不平を言う私をお許し下さい。私には両耳がそろっています。世界は私のものです。

 行きたい所に連れて行ってくれる足があり、夕焼けを眺める目があり、知りたい事を聞く耳があるーああ、神様、不平を言う私をお許し下さい。私は本当に恵まれています。世界は私のものです。                                                        作者不詳


※この詩に感動し、あなたに読んで欲しくて記しました。


 花シリーズ(バリ島)