松下幸之助の「不況克服の心得」②

 PHP総合研究所が緊急出版した「不況に克つ12の知恵」の本がニューオオタニホテルにある書店にあり、購入。一昨日の江口克彦社長が手書きで書いて頂いた10カ条にプラスする内容。松下幸之助氏の肉声CD付き。経営者又はリーダーは最低、読んで欲しい本ですね。

 

 
 江口克彦氏(PHP総合研究所 社長)
 

 朝食会で、江口氏がいろんなことを言われたが、参考になったその一部。

・成功の3原則 ①熱意 ②誠意 ③素直な心(自然の理法に対して)
・松下氏は、考え抜く人。普通の人は、2次元で考えるが彼は、3次元で考える。(私的考えから公的考え方・考え方がらせん階段が上がるがごとく高いレベルへ)
・松下氏の口癖 「あんた、どう思うねん〜」  ※「私は運がいい〜」ではなかった。(^−^)
・トコトン思考 →自分が納得するまで考える
・経営者は、人間としての哲学を持て。人間観(心の中で、手を合わせて、その人に接せよ。)
・儲かるか儲からないかを考える前に、「正しいか正しくないか」を考えよ。
・「松下はよくマネシタと言われたが、の質問に、”2番手で成功する”考え方を言われた。真似して、並んで、追い越す。


 ※PHPは完全独立系のシンクタンクのせいか、江口氏は講演やその他での発言の場で誰に遠慮もなく、ズバズバ発言されるらしい。まあ性格もあるが、、。久しく松下哲学に触れていなかったので、江口氏の話から、今後のヒントになった内容が多々ありました。今回、いい出会いをさせて頂きました。