病の起源②

先週から、脳の研究を意識していることもあり、最新の脳の研究が掲載されている情報を竹田陽一先生より入手。昨年、NHKスペシャルで6回シリーズであった「病の起源」の中の第4集「読字障害〜文字が生んだ病」が本として3月に出版されていました。「病の起源② 読字障害・糖尿病・アレルギー」NHK出版。

 


 最近になって、脳の活動の様子を調べる研究がPET・MRIなどの測定技術で革新的な進歩を遂げているようだ。久保田競医学博士が言うには、脳に関する本で21世紀になって書かれた本しか信用しない方がいいと言い切っている。
 目から入った画像がどのようにして脳の中で蓄積されるのか、聞いた言葉をどのようにして、記憶するのか、脳のどこの部分が反応し、働くのか等、興味が尽きない。今後、専門家になる予定はないが自己成長とボケないためにも脳のことは学んでいこうと思う。(^−^)

 この本の中に、「糖尿病」に関する章があり、脳とは直接関係ないが読んでみた。今まで、肥満が最大の原因かと思っていたが日本人の場合は、実際、糖尿病になった75%は肥満ではないらしい。これには驚いた。日本人と白人とは数千年の食生活が違うせいもあり、肥満だから皆即糖尿病になるわけではないらしい。
 この記事には、「日本人では、むしろ炭水化物をたくさん採っているような人は糖尿病になりにくく、逆に脂肪、特に獣肉由来の脂肪を食べている人が糖尿病になりやすいといえます。」とあった。
 これらの記事等読みながら、今まで常識と思っていたことが最新の研究から、常識の内容が一変しているなと感じた。日頃、情報が多い中、生きる上に役立つ情報の選択が大事だと思った。


※新聞を見ていて、さすがだな!と思う記事があった。アウトスタンディング(完全に群を抜く高いレベル)の選手(浅田真央)だけあって、基準が高いなと感嘆した。普通の人は、体が痛かったりするとすぐ弱音を吐く・同情を買おうとするところなのだが、。「マスターの教え」を学んだ人なら、なるほど!とうなずかれるでしょうね。(^−^)