病の起源①

先週、病の起源②を読み、今回、病の起源①「睡眠時無呼吸症・骨と皮膚の病・腰痛」を購入。昨年、NHKスペシャル番組で、この中から、「骨と皮膚の病」を見る機会があり、たいへん驚いたことを覚えている。

この記事の中から。
 「私達人類がチンパンジーと共通する祖先から分かれたのが今からおよそ600万年前。その後、進化して約20万年前に誕生したのが私達ホモ・サピエンスでアフリカにいた。
 約6万年前に人類がアフリカの外に生息域を広げ始める。そのルートは、アラビア半島で大きく分かれたと考えられている。東に向かったルートでは、インドネシア半島を経て、2万年後にはオーストラリア大陸へ到着(15,000km)。
 これに対して、北に向かったルートは、2万年後は、6000km移動。紫外線の関係でビタミンD不足で移動が困難を極めてようだ。人は、肌の色を変えることでその地域で生きてこられた。肌の白い人達は、突然変異することにより、紫外線の弱い地域に進出することができたようだ。
 現在、紫外線を浴びない生活が続いている人達に、「骨の劣化」現象が起こり、逆に紫外線を浴びすぎることで、皮膚ガンなどの病気を引き起こしている。これは太陽と人の関係が適切でないことからきているという。

 この本には、「夏は5分、その他は10分ほど太陽に当たること」を勧めているがその理由等について、関心のある方は書店で、立ち読みでいいのでご自分の目で確かめて欲しい。(福岡・天神のジュンク堂書店には何冊もありました。)


 ※今日、所用で、鹿児島市から湧水町伊佐市水俣・芦北・八代経由で福岡に移動しました。現在、芦北まで高速道路ができていて、八代近くまでは無料でした。高速道路ができると一挙に時間短縮ができていい反面、高速道路の周りの環境が一変していて環境は確実に悪くなっていると感じました。

 花シリーズ(福岡)