経営と会計

  久しぶりに、尊敬する稲盛和夫氏の3本の講義テープ「京セラ会計学の原則①・②・③」を鹿児島・福岡の移動中に聞く。
 稲盛さんが経営者としてスタートして、会計のイロハもわからなかったころからの話が面白い。その当時、経理担当の斎藤氏と大激論した結果が、「本当の会計とは何か、経営の要諦とは、会計の原則は」等が生み出されるキッカケになった。今の繁栄している京セラの会計思想がわかるし、その内容はどの企業にも適しているので役立つ。    
 本は、「稲盛和夫実学」として出版されている。独立して経営者になろうとする人は最低、読むべき本であると思う。

 

 来週(金曜日)からの早朝勉強会(3回シリーズ)で、教材として活用。この本には、いろんな会計の原則が述べられているがどれも人生の原則にもなるもの。
 7月中旬頃、有志メンバー主催で1泊2日で、MG(※マネジメントゲーム)が開催される予定ですが、その講師である高橋 茂人氏が、稲盛氏の「実学」を読んで、「会計のことをこんなに分かりやすく原則で述べている本に出会って驚いた」と言っていた。
 この本の中から。
・「売上を最大に、経費は最小に」が経営の原点。
・値決めは経営である。
・会計がわかならければ真の経営者にはなれない。
・土俵の真ん中で相撲をとる。

※「マネジメントゲーム」とは参加者の1人1人が経営の意思決定者となり、企業経営に関するゲームを通じて実践的な経営、計数管理力を身に付けることにより、経営全体の仕組みや経営の基礎的知識を体験的に習得するもの。経営全体の流れが見え、自己のキャリアを十分に活かせる人材を、より効果的にしかも実務に即した形で育成するプログラム。
  ※明日から2日間、中小企業大学校直方校で、このMGがあり、先ほど問い合わせたところ、1名空きがありました。他の予定を急遽変更し、私は参加することにしました。(^−^)
 http://www.smrj.go.jp/inst/nogata/list/details09/038969.html

 花シリーズ(福岡)