すべての本を読破する必要はない

いつごろか忘れてしまったが、「読んだ本は最後まで読まないといけない」と思う時期があった。せっかく買ったのだからもったいないと思った。しかし、手にしたすべての本を読破しなくてもいいんだと気づく。
 フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)は、こう言っています。
「味見のための本があり、丸呑みするための本もある。そしてごく少数の本だけが、かみしめ、消化するためにある。つまり、一部だけが読めばいい本があり、好奇心をもって読まなくてもいい本がある。そして、ごく限られた本が、努力と注意を払いながら、最後まで読む価値がある」

 早朝勉強会や読書会で学ぶ本は、人生の質の向上にプラスになることを念頭に選択をしています。


 ※ごく最近、高価な本で今後何回も読まないであろう本は、県立か市立の図書館で借りることにしています。読書も、拾い読み、精読、熟読、音読、黙読、斜め読み、目次から興味が沸きそうな章のみ読む等など。

 ※今日から、3回シリーズで、早朝勉強会(経営と会計ー稲盛和夫実学)。経営者として必要な考えは?物事を判断するとき、何を基準にするか?値決めが経営というその理由は?キャッシュフローべースの経営をする意義は?一対一の原則とは?等を学ぶ。来週の金曜日までの宿題は、「資本金200万円と使って、屋台ラーメンを経営するとしたら、どんな戦略で行くか?その時の会計計画は?等をA4サイズ1枚に書いてくること」

 ※久しぶりに通信販売関係のセミナーに参加。今日は講義風景が異様に見えた。なぜなら、参加者約180名がほぼ全員マスクをしての受講していたから。当面は、このような状況が普通になるんだろうな〜。しかし、顔が半分しか見えないだけに慣れないのでホントに変!(^−^)
 
 ※今日の読書(物語の感性を磨く本として)
「千の顔をもつ英雄(上・下)」ジョーゼフ・キャンベル(アメリカの神学者。神学作家)

 神話学上で初めて「英雄」を規定した画期的な本である。世界の英雄伝は、どれも似たようなパターンになっており、その内容が含まれるものは大衆に受け入れやすいようだ。彼の影響を受けたジョージ・ルーカスは、この「千の顔をもつ英雄」をもとに『スター・ウォーズ』を構想したと言われている。

 ※今日の歩数 12,330歩